【感想】水波霊魂学Q&A 44 頭の良い動物
「霊魂学最前線」最新記事は、「Q&A 44・頭の良い動物」です。
人間も含めてすべての生き物・命は霊的生命体、それぞれに「幽体」を持って生きています。
その「幽体」の質・レベルによって、死後に生活することになる世界・環境が決まります。
これは、霊魂学を学んでいく上で一番大切なことのひとつだと思います。
もし、死後の世界を天国や地獄という風に区別するとしたら、誰が天国で誰が地獄かという疑問を避けては通れません。
そこで人々は、「良いことをしたら天国」とか、「心の綺麗な人が天国」といった漠然とした条件をつけてしまうのです。
せっかく死後の世界を信じることができても、これでは核心に到達するのが困難になります。
なぜなら、「良いこと」をするかどうか、「良い人」であるかどうかは他界後に暮らす環境とは、関係ないと言われているからです。
頭の良し悪しも関係ありません。
そうなると次は、「じゃあ悪いことしてもいいの?」「自分勝手にやりたいことしててもいいの?」ということになります。
真実はシンプルかもしれません。でも現実は複雑です。頭のいい人間は納得できるまで考えてしまうから大変です。
でも、霊魂学を学べば理解が深まっていきます。同時に霊的トレーニングを実習すれば、もっと確実に身に付きます。
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「頭のいい動物」を読んで感じたことがあります。
人間の霊魂でも、上の世界に住む霊魂もいれば、下の世界で苦しむ霊魂もいます。
下の世界で苦しむ人間よりも、キツネや狸の方が幸せな世界にいます。
なぜなのでしょう?
幽体の質やレベルが落ちてしまう原因や理由は霊的なものです。「念による傷」だったり、「質が低い霊魂からの影響」など。
ということは、複雑な社会に暮らしている人間の幽体は、野生の動物に比べてマイナス要素に触れることが多くなるということです。
その結果、ジャングルで生まれて人と会ったこともなく、普通に生きて死んでいった動物のほうが人間よりも質の高い幽体を持って、それにふさわしい幽質界へと入っていくのだと思います。
そこで気になるのは、人間と深く関わる動物たちのことです。
ペットとして人間と暮らす動物、動物園や水族館にいる動物、狩猟のターゲットとなる動物、人間の生活圏内に生きている動物たち・・・
人間の都合で人間と関わってしまった動物たちの他界後の運命は、人間の責任であると思います。
動物たちの命を尊重し愛護活動をするのは素晴らしいことです。そして更に、動物たちの他界後の幸福も願うのであれば、わたしたちにできる最善のことは、
自身の幽体の質・レベルを高めて、動物たちにいい影響をもたらすことだと思っています。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。