わたしたちは、たくさんの過去を生きた魂の生まれ変わり
生まれ変わったらまた会おう・・・
もう一度生まれ変わることができるなら・・・・・
そんな願いをいだくことがある。
そして、今生きている私たちは、たくさんの過去を生きた魂たちの生まれ変わりなのだ。
それが、今のわたしたちの、苦しみや悲しみにも深く関わっている。
魂の事情というものを、知っておく必要があると思う。
「再生」の仕組みは難解だけれど、ある動画を観てなんとなくわかったことがある。
それは、新しいパソコンのたとえだった。
ここ何年かで、データをすべてクラウドに保存するようになった。
突然PCが使えなくなっても、次のPCですぐにアクセスできるようにと考えていた。
でももし、新しいPCがクラウドに接続できないなんてことになったらどうだろう。
データはちゃんとあるのに、もう見ることも使うこともできなくて、アクセスもできない。
現代人がスマホを失くしたら大変だと感じるように、
クラウドのデータにアクセスできなくなったら終わりだと感じるように、
たくさんの過去世のデータを詰め込んで再生した魂も、今の幽体・人間に困り果てていることだろう。
肉体に入り込んだ魂には、やるべきことがあったのに、
何ひとつ進まない、何ひとつ解決できない、肉体は何ひとつ気づいてくれない。
抜け出したくても逃げ出したくても、肉体という牢獄の鍵は開かない。
わたしたちは、魂の事情というものを、知っておく必要があると思う。
今生きている人生は、自分だけのものじゃない。
そこには、たくさんの、過去を生きた魂たちの願いや思いが詰まっているのだ。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。