「産めよ、増えよ、地に満ちよ」 って、本当に神様の言葉?

「産めよ、増えよ、地に満ちよ」とは、旧約聖書に書かれている、神様が人類を祝福しての言葉のようです。
今、この言葉に希望や喜びをもって耳を傾ける人は、果たしてどの位いるのでしょうか?
聖書の言葉を絶対視・神聖視する方達もおられますが、そもそも本当に神様は、そのようにおっしゃったのでしょうか? そして、その言葉を、誰がどのような経緯で文書に残したのでしょうか?
仮に、この言葉が神様の言葉だったとしても、一方で聖書では、アダムとイブが原罪を作り、楽園を追われた後は、出産や労働の苦しみを負うようになったとされています。
そうだとすると、このように原罪を背負い、出産と労働の苦しみを負っている人間達が増えてしまうのは、神様にとって喜ばしい事とは思えないのですが、どうなんでしょう?
現在、地球の人口は80億人を超えています。
科学技術の進歩も凄まじく、空飛ぶ車も夢の乗り物などではなく、実用化に向かっているようです。
一方、災害や戦争、貧困のため、食べ物すら得られない人達もいます。巨大なゴミ捨て場に住み、そこでゴミを拾って生活している人達もいます。
科学が進歩しても、人類全体が潤うのではない事は明らかですよね。
ですから、人間が神様に望まれ、祝福されて生まれて来るというのは、私にはピンと来ません。生殖がなければ、そもそも人間は生まれませんので、神様の望みと出生は無関係のように思えます。
そろそろ人間は、霊的生命体としての、本当の歴史を学ぶべきなのではないでしょうか?
「なぜ、人間は生まれて来るのか?」「地上に生まれる前は、どういう存在だったのか?」等、人間の本当の歴史は、以下の書物に書かれています。ぜひ、読んでいただきたいものです。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。