日本沈没・底力(そこぢから)を発揮する能力

そこぢから!

「日本沈没ー希望のひと」が第8話を終えました。

第7話の最後で、中国が全世界に公表してしまった日本沈没の危機。

まさに、「最悪だ!」のひとことでした。

そこに至るまでの経緯も、なんだかありそうな話だなと感じ、さあこの危機をどう乗り越えるのか、そこが見どころとなる第8話でした。

どうにもならないという状況の中で、諦めることなど微塵も考えず、一瞬たりとも目を逸らさず、粘り通していく人達の姿は、あっぱれでした。ドラマはヒーローの味方、現実からは程遠い、そうわかっていても、自分の中に潜んでいる何かと同調し、重なり合って、心が揺れるのです。

第8話の終わり近くで、新聞記者の女性が天海さんの横でぽつぽつと話した言葉、ネットフリックスから拾ってきました:

「日本が沈没するって知ってから、誰かとすれ違うだけで、なんだか心がざわつくんです。子供達とすれ違うと、その笑顔がいつまでも壊れてほしくないって思う。暗い顔をした人とすれ違うと、優しさに出会ってほしいって思う。全然知らない人なのになんだか幸せでいてほしいっていう思いがこみ上げる。」

そう言って、その女性は泣き崩れました。

もしかしたら人間って、本当は自分だけでなく、回りのみんなにも笑っていてほしい、幸せでいてほしいと願っているのかなって感じました。自分がなかなか幸せになれないから、回りとも争ったり対立したり、蹴落とそうとしたり、そんなことばかりするけれど、もし、みんなが何もかも失くしてしまうという状況になったら、みんなが救われてほしい、そんな風に思うのだろうか。

このドラマは、物理的次元での国土沈没、そして国民の命と将来、といったことが課題になっていますが、

そのまま霊的次元に置き換えて考えることができます。

日本という国の霊的環境が、沈没寸前のような状況であるとしたら。

何もしなければ、国民の霊的将来が、暗いものになるとしたら。

その危機を知る人たちは、なんとか人々が救われるようにと、最後まで諦めず、粘り通すことができるのだろうか。

どうにもならない状況になっても動じることなく、底力を発揮できるのだろうか。

霊的現実はドラマの比ではありません。

もしもその時、逃げ出さない覚悟ができるなら、ひ弱な人間だけれど、そこにはきっと、何にも負けない巨大な霊魂集団が、共に活動しようと集まって下さっているに違いありません。

緑ファイターby さんば

(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。

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