指導霊を英語で何という?
目次
指導霊という言葉、英語でも使われているのでしょうか?
グーグル翻訳に「指導霊」という言葉を含んだ文章を入れてみると、
「Guiding spirit」と「Spirit guide」のふたつが主な訳語として出力されるようです。
ちなみに、ウェブスターオンライン英英辞書で調べると、どちらの単語も、登録されていませんでした。
ケンブリッジオンライン英英辞書では、Spirit guideは登録されておらず、Guiding spirit は、影響力を持つ良きリーダーの代名詞という用法のみ表示されました。
文章の流れによって、このふたつは交換可能な訳語のように思えますが、もう少し調べてみると微妙に違う印象があります。
一般に、「Spirit guide」という言葉は、意味合いの違いこそあれ、指導的立場にいる霊的存在のことを指すようですが、「Guiding spirit」のように、spiritを描写する言葉が前につく場合は、今生きている人間を指して言うことが多いようです。
She is my guiding spirit, she always shows me the right way.(意訳すると、「彼女は私を正しい方向へと導いてくれる道しるべのような存在です。」)とでもなるのでしょうか。
ここで使われる「spirit」は、「精神」という意味合いが大きいのです。チーム精神とか正義感、忠誠心、そういった強い精神を言うときに「xxspirit」とよく使います。
水波霊魂学による指導霊の定義
契山館運営のHP「霊魂学最前線」より、指導霊の定義をご紹介します:
本来は霊的修行の指導をします。
専門的な指導を担当します。
下の世界の霊魂がこの世の人間に近寄って来る場合は、守護霊だけでは守りきれません。人間の幽体が肉体と重なっていて、守護霊よりも下の世界の霊魂の幽体の性質に近いからです。
そこで、人間の幽体自体を成長させて、上の世界の霊魂に近くしなくてはなりません。
その為に、人間を指導します。
ですから、霊的なトレーニングの指導が一番の目的になります。
ですが、霊的トレーニングを行う人が少ないので、仕方なく、別の事を担当したりします。
最近はほとんど出番がないようです。
(引用元:霊魂学最前線・水波霊魂学の基礎知識15)
ならば、「指導霊」は、霊的トレーニングの指導をされる霊的存在という意味を重視したいと考えます。
特殊な技術を教える・指導するという意味に最適な訳語は?
霊的存在を表現するので、やはりうしろに「spirit」をつけます:
- Training spirit – 繰り返し練習・訓練をするというイメージが強い
- Coaching spirit – コツや上達法などを励ましながら教えるというイメージ
- Teaching spirit – 知識や方法自体を教えるイメージ
- Leading spirit – リーダーとして人々を先導、指導するイメージ
- Instructing spirit – やり方、手順を具体的に教えるというイメージ
- Guiding spirit – うまくできるように導く、案内するイメージ
そうですね、思いつくまま書いてもけっこうあります。同じような意味でも、ニュアンスというか、浮かぶイメージが違うんですね。
霊的トレーニングの合宿に参加し、行法を学んだ会員の方々は、その後、自宅にて、それぞれのスケジュールを組んでトレーニングを続けます。指導霊は、その度に、その場を訪れ、修行者を見守り、力を流し、指導されます。
「霊的修行者」と「霊的トレーニングを担当される指導霊」との関係は密接で、継続的、長期に渡るものです。
それを踏まえたとき、個人的、且つ、長期的というニュアンスを感じる「Coach」という訳語は、思いがけずしっくりくるかなと感じました。
指導霊のことをCoaching spiritと訳す
本来、英語の意味合いだと、「Guiding spirit 又は、Spirit guide」が適語であるとは思うのですが、すでに色んなところで様々な定義のもと使用されている言葉なので、一線を引きたいという気持ちから、Coaching spirit を使っていこうと判断しました。
*今は準備・検討期間で、訳語は最終決定ではありませんので、ご意見・ご提案などございましたら、ぜひ「お問い合わせ」からお知らせください。
契山館は、希望する会員の方々に様々な霊的トレーニングの講習を提供されていますが、その現場には、指導員の役目をされる会員の方々がいらっしゃいます。
その方々を英語で説明する際には、Instructor・インストラクターという訳語がいいのではないかと思っています。
契山館公式HPに、入会のきっかけや、参加された霊的トレーニングの感想などが紹介されていますので是非ご覧ください。「会員の皆さんの感想」
今回は、長くなってしまいました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
では、また次回まで!