Lighthouse・灯台・GPS・道を示すもの
米国では、かつて1600ほどあった灯台が、現在運営されているもので約800になったそうです。
半分になった理由は、GPSの開発。
地球上のどこにいても、GPSが地図となり案内人となる時代、灯台の役目は終わりつつあるのです。
先日のニュースで取り上げられていたある写真家のお話。
9年の間、何百という灯台を訪れ、カメラに収めた作品の数々が、本にまとめられたそうです。
深い夜の静けさの中、見上げると満天の星、そして道しるべとなる光を放つ灯台。
その方の写真は、風景の色合いと灯台の光がとても神秘的で、
まるで絵画のような味わいがあるのですが、
そういった表現を可能にしたのは、デジタルカメラという最新技術のたまものだそうです。
テクノロジーの発展は、古きを葬り、いえ、古きを超え、更に人類を豊かにしていくもの、なのでしょう。
その一方で、地球の霊的環境が悪化の一途をたどっているのも現実のようです。
人々が素朴な信仰心を持ち、純粋に神に祈っていた時代には可能であったことが、今は不可能となったからです。
人類を救おうとされる高級霊魂方は、時代の変化に伴って、活動方法や対策を練り直し、日々苦心されているに違いありません。
そして、目覚ましい変化を遂げた人類にとって最も大切なことは、何千年という時を経ても、変わることはないはずです。
それは、自身が霊的生命体であることを思い出し、霊的身体を鍛え健全にすること。それを神霊に願うことです。
どの時代にも太陽が地球を照らし、満天の星が夜空に光るように、神霊の存在と霊的真実は、私たちの道しるべとして、変わらずに輝き続けています。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。