霊的生命体としての人間には男女の区別はない
地上での私達人間には、男女の身体差があります。
では、他界して肉体を無くした後は、どうなのでしょうか?
霊魂としても男女の区別があり、その区別は本質的なものなのでしょうか?
いいえ。そもそも、霊的生命体としての人間には、男女の区別はないようです。
男女の差は、地上で、動物としての身体を持っているが故の差のようです。
つまり、動物は生殖によって数が増えますので、人間もそうした動物の身体機能の違いによって、男女差が生まれているようです。
一方、幽体の身体は可変的ですので、動物の身体の制約は受けないようです。
生殖によって数が増えていくわけではないので、身体的機能に差はなく、単に「人間という霊魂」になります。
ですから、どういう姿をしていようが、その霊魂の自由のようです。
他界した男性が、女性の姿をしたければ女性に、女性が男性の姿をしたければ、男性で過ごすようです。
この世に再生する際も、男女の区別のない幽体の一部が、受精によって引き寄せられて肉体に入っていきます。
それが男の赤ちゃんだったら、男性としての肉体になっていき、幽体もそれとピッタリ重なりますので、同じ形になるようです。
しかし、他界すれば、やはり、自由な霊的身体になります。
男女差に拘る霊魂がいるのは、地上で生きていた際の心理的な影響が残るからのようです。
例えば、地上で男性として暮らしていた霊魂は、男性としての心理が強いので、そのまま男性の形として過ごしたりするようです。
しかし、身体を自分で自由自在に変えられるのは、ある程度、上の世界にいるからのようであり、下の世界に入ってしまうと、そんな悠長な感じではないかもしれません。
やっぱり、死後の幸福を考えると、今のうちから幽体を鍛えるべく、修行すべきですね。
霊魂に本質的な男女の区別はない事については、以下の動画をご覧下さい。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。