この世の幽気のレベル②
この世の空間にも幽気があります。
幽体は、幽気を吸って活力を得ています。
でも、同じ地域で暮らしている人同士であっても、幽体の活力の程度は同じではありません。
幽気は空気と違って、場所によって著しく性質が異なっているため、各人が吸収している幽気の性質も、それぞれ異なってくるからです。
例えば、会社の幽気は一社一社違うだけでなく、フロアによっても違っているそうです。
家族も、それぞれ違う場所で異なる性質の幽気に接しますので、一同に集まった家の中の幽気は、複雑に入り乱れてしまいます。
悪い霊魂が吐き出した、穢れた幽気を吸ってしまった家族もいるかもしれません。
あの世の霊魂の世界は、それぞれの幽体の状態により住む世界が異なり、幽体の性質が変化すれば、その変化にふさわしい空間で生活します。
でも、人間は肉体を所持しており、幽体の状態とは無関係に、その場所で生活していかねばなりません。
霊魂の世界との決定的な違いは、そこにあります。
この世は、異質の幽体所持者が一緒に生活している空間になっているのです。
そして、一人一人が別の幽的体験をする事により、違う幽気を排出し、それによって、空間の幽気も変化していくようです。
その結果、その幽気にふさわしい霊魂達が寄って来るようです。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。