地上の死は絶対的な別れではない
つい最近、友人のお父様が亡くなったとの連絡を受けました。お元気だと聞いていたので、驚きました。
私でさえ軽くショックを受けたのですから、友人の方は、さぞかしショックだったろうと思います。
人は必ず死にますので、いつかは別れの時が来ますが、やはり実際に身内を失うのは辛いですね。
しかし、人間は霊的生命体です。死は、この世からあの世の移動であって、存在の絶対的な消滅ではありません。霊魂として、あの世で生き続けます。
行き先は、各人の幽体の状態によって決まってきます。どこかで裁判が行われて、行くべき世界を指示されるわけではありません。自然に過ごしやすい世界に入って行くようです。
それ故、身内と自分の幽体の状態が同じようなレベルだったら、あの世でも会える可能性があるようです。
しかし、身内と自分の霊的状態がだいぶ異なり、一方がかなり低い世界に行ってしまうと、あの世で会うのは絶望的なようです。
下の世界でも、それほど低くない世界なら、先輩の霊魂に頼んで調査してもらう事も可能なようですが、あまりにも下の方だと、もはや調査も不可能なようです。
ですから、本当の悲しみは、地上での死別ではなく、愛する家族が死後に低いレベルの世界に行ってしまう事です。身内が恐怖の中で暮らしていると考えるだけでも、胸が張り裂けそうになりますね。
家族ぐるみで幽体を鍛え、死後には皆、良い幽気の存在する世界に行きたいものです。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。