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幽霊が原因の交通事故
ある人が、車を運転していました。
前方の視界に、白いもやっとした人の顔のようなものが現れ、車にぶつかって来そうだったため、思わずハンドルを左に切りました。急ブレーキをかけただけでは 衝突が避けられないし、ハンドルを右に切ったのでは、対向車とぶつかってしまうので、反射的に左に切ったものです。
しかし、気が付くと、左の方には人が大勢倒れていました。即死の人もいれば、血を流して倒れて苦しんでいる人もいました。
その人は、かけつけた警察官に、人との衝突を避けようとして事故を起こした旨を説明しました。
ですが、そのような人を見たとの目撃者はおらず、ドライブレコーダーにも、何も写っていませんでした。
それゆえ、その人が真剣に説明すればするほど、責任逃れのために嘘を言っていると判断されました。マスコミや世間からも非難轟々でした。
もちろん裁判でも、その人の言い分は聞かれませんし、逆に、前方不注意でハンドル操作を誤ったにも関わらず、幻覚を見たかのような言い訳ばかりして、反省の情が見られないと評価されました。
その人は、多くの人を事故に巻き込み、命を奪ったり怪我を負わせた事は申し訳なく思いましたが、決して嘘はついていませんでした。自分が見た物は幻覚とは思えず、おそらく霊魂を見てしまったのだろうと思いました。
しかし、それを言った所で、どうにもならない事を知りました。
これは架空の話ですが、現実にあり得なくもない話です。これが、悪質な霊魂に狙われた場合の恐ろしさなのです。
いくら、本当の原因を本人が真剣に訴えても、誰も真実とは思ってくれません。
だからこそ、不道徳な霊魂や邪悪な霊魂に狙われないよう、日頃から霊的なトレーニングを積んでおく必要があると思われます。
注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。