断捨離は、マメに一生続けるものだなと思う

だんしゃり

Wikipediaによると、「断捨離」という言葉が最初に使われたのは、1976年に発行された「ヨガの考え方と修行法 上巻」(沖正弘著)の中だそうで、その後、作家の、やましたひでこさんが提唱、商標登録した「思想」として今の世代に定着したようです。

断捨離と聞くと、終活の第一歩だとか、人生のリセットといった印象もあるようですが、50年前に比べれば、あらゆるモノが豊富になったのは一目瞭然で、断捨離が目指すものは、本当に必要なものを見つけること、そうでないものに拘らないこと、そういった「生き方」ポリシーのようなものなのかなと感じています。

そして、物が多くなりすぎてしまってから断捨離をするよりは、物を手に入れる段階で断捨離ポリシーを発揮できれば、不要なものが増えることを防げるのではないかという考え方もできそうです。経済効果という視点からは、即却下でしょうが・・・

実は私自身、去年あたりから「断捨離」という言葉をお借りして、身の回りの整理を始めました。長生きを希望してはいますが、いつ何が起こるかわからないのも事実で、もし、何の準備もできていないまま他界したら、「たつとりあとをにごしまくり」だという危機感を持ったからです。

たつとりが

霊魂学徒としては、他界すること自体、抵抗なく受け入れ、先を楽しみに・・という考え方もできるのですが、残される人がいる以上、その方たちの負担をできるだけ減らしたいと思っています。

やはり最初は、掃除と片付けから。部屋の中で、意味不明な場所がなくなるように、存在するものは全て生活に必要だと判断したものだけになるように心がけました。

そうじ

次に大変なのは、センチメンタルバリュー・捨てがたい思い出の品々。宝箱と称してがらくたの詰まった箱の中身は、全部スマホ写真におさめて、その他にもデジタル化できるものは処理してクラウドに保管、家具以外、重たそうなものはできるだけなくしました。

たからばこ

そうやって今、部屋はかなりすっきりとしました。そうするとやっぱり気持ちもすっきり軽くなった気がします。もし今何かあっても、所有物の後片づけは、それほど大変ではなさそうです。

次の課題は、大切な書類やデータ。これはデジタル化したものも含め、最終的には「全削除」をお願いすれば、なんとかなりそうです。そうなると、やはり簡単な遺書というかお願いリストのようなものも必要です。何をどうしてほしいかを書き留めておくこと。とにかく後片づけをする人が、悩まなくてすむように、できるだけ時間をかけなくていいように手配しておきたいのです。

チェックリスト

そして最後に、これが一番大切なことですが、もし私が突然いなくなったら、その後、残された人々にどうやって霊魂学を伝えるかということ。残念ながら今のところ親族友人の中で霊魂学徒は私ひとりなので、そうなったら、「他界のお知らせ」のようなものを作っておいて、そこに、皆さんもぜひ霊魂学に出会ってください、と書いておくか・・・

そんな事を考えていると、やはり長生きして、できるだけ多くの人に霊魂学を伝えたい、そう願うのでした。

霊魂学に出会う

by さんば

(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。

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