死にたくなるほど辛い時にすべきこと
マニュアルなしでは、霊的に正しい道を選び進むことはできない時代のようです。霊魂学動画「死にたくなるほど辛い時にすべきこと」より、いくつかの回答を抜粋してみました。現実を受け入れることはとても辛いことですが、それしか方法はないのです。
- 死にたいほどに、辛くてどうしようもない時は、どうすれば良いのですか?
【回答】本当のことを知るのです。自分が罪人であることを知り、簡単に幸福になれると思わないことです。
- 神に祈っても駄目ですか?
【回答】30年前であれば、神や守護霊に祈っても問題は少なかったのです。ですが、今は違います。
いくつかの事が重なって、この世には、下の世界の幽気という、性質の低い気が増えてしまったのです。
この状態では、上の霊魂は活動出来ません。
- では、どうすれば良いのですか?
【回答】現実をしっかりと見ることです。
心が描く理想と、現実の社会が違うのです。
仮に、人間が神の子であったとしても、人生の成功とは別の問題だと知るべきだったのです。
人間の本質の部分に、神の子と言えるような輝きがあったとしても、それは、魂の奥の、またその奥であって、今の自分の心の性質や能力とは直接関係ない、という現実を知らねばならないのです。
まずは、明日のご飯を確保しなければ生きられないのです。そして、やはり、霊的な真実を知らなくてはならないのです。
- 苦しい人は、幸福になろうとしてはいけないのですか?
【回答】幸福を物質的な尺度で考えたり、欲望の充足として考えたりすると、まずほとんどの人は、苦しんで終わるのです。
皆が、神の子として、無限の力を信じてはいけないのです。そこには、絶望しか待っていないからです。
自分なりの幸福を考えねばなりません。それが社会の仕組みだからです。
物質的な幸せは、社会の現実と、自分の能力や努力する力を冷静に分析して、実現可能な高さに設定しないと、いつまで経っても、苦悩から抜け出せなくなります。
霊的な意味での幸福を目指して、物質的な幸福は自分の力量を考えて設定すべきなのです。
欲望の充足も、その欲望は真の幸福につながるのか、そうした事も検討するべきなのです。
人間はこの世に、霊的な意味で進歩する為に、生まれてきたのではありません。
大昔、人間は自分の意思で生まれてしまったのです。それこそが人類の罪なのです。自分の意思で生まれた人間の再生が、今、この世にいる人間なのです。ですから、人は罪人なのです。
人はこの世に生まれたから不幸になったのです。輪廻からの解脱が必要なのです。
それを可能にするものは、一つだけです。
それは『神殿禊法』です。
- 敗者でも、霊的には幸福になれますか?
【回答】もちろんです。
人は霊的な生命です。霊的な部分を蘇らせる事こそが、真の幸福に繋がるのです。
この世は、どんなに辛くても、最大で100年です。何とか、頑張ってください。
結局は、一人一人が自分で判断して、自分の人生を決めるしかありません。
どれを選んでも、それぞれの人の自由です。
人の苦悩は他人には分かりません。本当に辛い時、人は何にでも縋りたくなります。それが人間の心なのでしょう。
ですが、神様は助けてくれません。それが現実です。
現実をきちんと見る必要があります。
誰も助けてくれませんが、自分自身の意識の奥は、本当の光を知っているのです。
それを知るしか救いはありません。
頭の中だけで神の子だと信じても、現実は変わりません。
霊的な力を得て、高貴な存在と繋がるのです。そうして初めて、守護霊は力を発揮できるのです。
まずは、幽体と幽体の意識を成長させる、それこそが、真に人を救う方法なのです。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成・編集したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。