幽質界における「お笑い」の可能性を考える
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高級霊魂方は「冗談」を言ったりすることがあるのでしょうか?
霊的修行の先輩に、そんな質問をしたことがあります。
「あると思いますよ」というお答えでした。
神霊や高貴な霊魂方を想像すると、とてもとても「冗談」とは接点がないようにも思うのですが、
他界してから過ぎた時間が短いほど、地上での記憶や習性が、色濃く残っているらしいし、
自分が死んだあとのことを想像してみると、性格がそれほど変わるとは思えないし・・
ということは、
幽質界に暮らす霊魂の中には、冗談好きがいても不思議ではない、ということかもしれませんね。
では、幽質界にお笑い芸人は存在するのでしょうか?
これは、まったく別問題だと思っています。
他界後に暮らす幽質界では、お金が必要ないので、仕事をして生活費を稼ぐ必要もなくなります。
もし、誰かが、お笑いというものを披露するとなると、
それは、純粋に人を笑わせたいとか、お笑いを通してメッセージを送りたいとか、
そういう目的になるのだろうと思います。
「幽質界」とかけまして、「明石家さんまさん」と解きます、その心は?
「いつまでたっても暗くならない」
もし、他界して間もない人たちに、幽質界の生活について色々とおしえる学校のようなものがあるとしたら、
そういう場で「お笑い」が役に立つんじゃないかなと思います。
「・・・~いやあ、それでね、隣町のKさんと、隣の隣の街のGさんを誘って、いっしょに向こう隣の街にいるMさんに会いに出かけようかと思いまして、さてどうやって連絡したものかと考えていたその瞬間、なんと私、向こう隣の街のカフェで、KさんとGさんとMさんと一緒にコーヒーなんか飲んでるんですよ、これがまた驚いたのなんのって・・・なんてことが、ここ幽質界ではあったりするんですな~・・・」
幽質界でお笑いを披露したい人、お笑いを観たい人はまずこれをしてください
答えは「霊的トレーニング」です。
他界後も、お笑いで人を笑わせたり、お笑いで何かを伝えたい、あるいは、そういうお笑いを観たい、という人は、
まず、そういうことが自由に行える幽質界に入らなければなりません。
幽質界には、それこそピンからキリまで環境の差があって、そこそこ健康な幽体を持っていないと、そんな自由な幽質界には入ることすらできません。
今の世の中(地上)では、「そこそこ」の幽体になることさえ、霊的トレーニング抜きでは、不可能になってしまいました。
幽質界に入る時点(他界する時点)で、「そこそこ」でないとだめなんですよ、入ってからというのは、ほぼ不可能だと思ってください。
お笑いを、文字通り、未来永劫に繁栄させるためにも、健全な幽体が必要なんですね。
「なんでやねん!」
って言われても、それは、そういうことなので・・・。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。