Never say never・を霊魂学的に考えてみる
直訳すると、
「決して~ない」なんてことを「決して言うな」
なんですが、
何かについて、「それは絶対ない!」
と言い切るようなとき、
いや待てよ、ひょっとしたら・・・
という可能性を、いつも残しておくようにしたほうがいいんじゃない?
という意味なんですね。
一般的な使い方、たとえば、
- 私は絶対信じない
- そんなこと、あり得ない
- あの人の言うことは絶対間違ってる
絶対ないでしょ!と言い切ったときに、
誰かが、そうじゃないかもよ、と横槍を入れてくるという感じ。
大きなお世話かもしれないけれど、
「決めつけ」や「鵜呑み」対策とも言えるのかもしれませんね。
それだけ、世の中には、不確かなことや、流動的なことがあるということかもしれません。
霊魂学的に考えてみると、
霊魂が実在する、とか
人は、死後も、同じ意識を持って生き続ける、とか、
そういうことは、絶対ない!!
と言い切ってしまう前に、
少しでも、「あるかも」という可能性を残しておいたほうが、
あとになって、その可能性が、思いがけなく広がっていくかもしれなくて、
その時に、それに気づきやすいかもしれない、
Never say never.
考え続けることは、大変なことだけど、
やっぱり必要なことなんだろうなと思うのです。