下層幽界に入った後、そこに住んでいた霊魂達からリンチ等、酷い目に遭って、地上に逃げて来た霊魂は、そのまま地上に止まるようです。

やっと苦痛から解放されたのに、わざわざ戻るような霊魂はいないからです。

 

とはいえ、目的を持って降りてきた上級や上層の霊魂達と違い、下層幽界から逃げて来ただけの霊魂は、地上に来ても何もすることがありません。

寝ることも食べることもなく、仕事もないですから、時間が有り余ってしまいます。

他界して間もない霊魂は、家族や知人等に会いに行くかもしれませんが、人間の方は全く気づいてくれませんので、すぐに退屈になるようです。

 

そこで、いよいよ暇を持て余すようになった霊魂は、人間の幽体にイタズラしたり、干渉したりするようです。

その際ターゲットになるのは、そういった霊魂から「見える」幽体を持つ人間です。

幽体内の幽気が汚れていたり、幽体が傷ついて活力がない等で、オーラが出ていない幽体の場合、同じような性質の霊魂から見えやすいので、目を付けられてしまう可能性があります。

 

by ドーン

(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。

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