宇宙人・古代文明・パラレルワールドetc…死後の世界
インターネットの記事やyoutubeを見ると、地球は宇宙人の流刑地だったとか、古代文明は核戦争で滅びたとか、巨人族は本当にいたとか、異次元の世界を体験したとか、いろいろな興味深い情報が飛び交っています。
こういう話題って、私達が学校等で教わった常識とは違いますから、実に面白いですね。
自分の日常生活とは関係のない分野ですから、エンターテイメントとして、映画のように楽しめます。私もyoutubeで、ついつい引き込まれて見てしまいます。
しかし、これとは異質なのが「死後の世界はあるか」という問題です。
なぜなら、人は必ず死ぬのであり、死後の世界の有無は、単なるエンターテインメントでは済まされないからです。
過去に核爆発で人類が滅んでいようが、巨人族がいようが、それは生きている間の個人の興味の問題です。
仮に宇宙人がいて、パラレルワールドがあったとしても、必ず個人が遭遇するわけでもありませんし、しょせん物理次元の話ですから、他界してしまえば、もはや関係がない話となります。
これに対し、死は、全ての人に共通する課題であり、死後の世界が存在するとすれば、人は必ずそこに入る事になります。
つまり、全ての人がいつかは現実に直面する問題なのです。
もしも、自分の命があと10分しかない状態だったとしたら、その時、人は何を考えるでしょうか?
「巨人族がいたかどうか?宇宙人がこの世に来ているかどうか?」等、考えるでしょうか?
「自分は死ぬのか?これで人生が終わりになるのか?死んだらすべてお終いになり、自分は無になるのか?」と考えないでしょうか?
そして、「怖い、助けて!死にたくない!」等と心の中で叫んだりしないでしょうか?
この時になって、死後の世界の事を真剣に勉強しようとしても、もはや不可能です。
法則によって行くべき世界が決まるとしたら、その法則に従って死後の世界のどこかに行くだけです。
都市伝説等の話題も面白いですが、「死後の世界」は全ての人に関係のある課題ですから、是非とも元気なうちに興味を持っていただきたいものです。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。