拷問を楽しむ人達

地獄絵

昨日(2021年11月8日)の朝日新聞の一面に、シリアで行われている拷問の記事が載っていました。
画家の人が、治安機関の収容施設に拘束された際に目撃した情景を絵に残したそうであり、そのうちの1枚が新聞にも掲げられていましたが、かなりショッキングな絵でした。
実際に現場を見たら、きっと「ここは地獄か!」と震え上がってしまうでしょう。

拷問の内容はここでは書きませんが、拷問されている人の苦痛を想像するだけで、こちらにも、その恐怖の一端が伝わってきます。
こうした拷問は、自分の権力を維持しようとする者達によって、古今東西、ずっと行われてきましたし、今この瞬間にも悲鳴を上げている人々がいるはずです。

拷問を加える人にも、上からの命令で仕方なく行っている人もいれば、人が苦しむ様子を嬉嬉として楽しんでいる人もいるようです。
人間には、元々残酷な一面がありますが、だからといって、人が苦痛から悲鳴を上げるのを見て、喜んだり満足する人達は、理解困難です。

確かに、人間の生き方は自由です。
でも、その自由というのは、「神様でも戒律をもって人間を縛れない」「高級霊魂は人の生き方に干渉できない」というだけで、人が人を苦しめる自由を是認しているわけではありません。
もちろん、拷問を楽しんでいる人の側には、高級霊魂はいません。邪霊と呼ぶべき恐ろしい霊魂なら、側にいてもおかしくありませんが。

こういう人達の死後には、下の世界が待っていると予測されます。
拷問を受けた人達の強い怨念が、たくさん幽体に突き刺さっているからです。*参照記事「念による幽体の損傷」「悪人の死後
邪霊が側にいた人なら、なおさらです。確実に下の世界に連れて行かれます。

あの世の下の世界は、念による暴力の世界です。*参照記事「念による暴力が支配する世界」「念による攻撃の効果
下に行けば行くほど、より残酷な世界になるようであり、この世と違って「死」による解放がありませんから、その苦痛はエンドレスです。
しかし、この世でどんなに残忍な人でも、直ちにあの世の最下層、すなわち地獄と呼ばれる世界に落ちることはないようですから、地獄のすさまじさが分かります。

下の方の世界でも、それほど下でなければ、上の方から助けに来る霊魂もいるようです。
本来、上の世界の霊魂は、下の世界の幽気の中では暮らせませんが、死んで間もない等、上の世界に入った中でも、比較的下の世界に近い幽体の霊魂は、自分の幽体の質を落として下の世界に降りて来るようです。
そして、苦しんでいる霊魂に対し、より上の世界を目指すように説得するそうです。
しかし、それにも限界がありますので、かなり下の方にいる霊魂となると、もはや助けに行く事は出来ないそうです。

拷問を楽しみ、人が苦しんでいる姿を見て喜んでいた人達が、下の世界に行くのは自業自得と言えますが、この世にいる私達は、「ザマァミロ」では済まされないようです。
下の世界の辛さ、苦しさから、何とか地上に逃れて来たり、ボスの命令で地上に現れる霊魂達がいるからです。

この世には、地獄にあるような、とことん穢れた幽気はないので、あまりにも下の世界からは入って来れないようですが、最近は幽気が汚れてきていますから、結構下の世界から来る霊魂もいるようです。
そして、穢れた幽気を地上で撒き散らします。

こうして汚れた幽気を吸った人間は、その影響を受けて下の世界に落ちやすくなりますし、不道徳な霊魂の影響も受けやすくなっていますから、自業自得で下に落ちた霊魂に対し、「ザマァミロ」では終わらないのです。

まずは、穢れた幽気を吸わないように霊的トレーニングをして、自分を守る事が必要です。

by ドーン

(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。

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