人間の幽体から「念」が出る
強い憎しみの感情は、単にその人の脳内で発生するだけでなく、肉体と重なっている幽体を経由して、「念」として肉体の外に出てしまうようです。
意識的に相手を呪わなくとも、「憎い!」と強く思った瞬間、人間は「念」を発してしまうようなのです。
もちろん、念は幽質の存在であり、物理的な質量になるわけではないですから、直ちに肉体にダメージを与えることはありません。
でも、その念が相手の幽体に当たった場合には、まるでナイフで刺したか、ピストルで撃ったかのように、幽体に傷を負わせてしまう事があるようです。
そして、そのまま幽体の不調が続けば、やがては肉体にも悪影響が出てくる恐れがあるようです。
でも、この世を生きていると、「嫌な人」にも会いますし、不条理な事柄にも遭います。自分は正しい行動を取っているつもりでも、違う考えの人もいれば、逆恨みされる事もあります。
それ故、念を出したり、受けたりすることは避けられません。
問題は、どうしたら幽体が傷付かずに済むかです。
それには、やはり霊的なトレーニングしかありません。幽体を鍛え、念が来ても、これをはじき飛ばせるような抵抗力を付ける必要があると思われます。
ちなみに、霊的トレーニングの結果、霊的身体が成長すると、念の質が変わってくるようです。カッとなっても、人の幽体を傷つけるような念は出なくなるようです。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。