過去世調査から学ぶこと
現時点で「過去世調査」は、希望者(契山館の会員、会員の家族、会員の紹介者に限る)が、定められた料金を支払い、申し込みをした後に行われます。
詳細は、契山館・入会ご案内、活動ご案内など、オフィシャルHPにてご覧いただけます→一般社団法人・契山館
過去世、一般には前世とかパストライフと呼ばれることも多いようですが、今、この世に生きている人間の魂は、すべて過去にも違う個性として地上に生まれています。数ある「過去世」の中で、特に今回の人生に深く関わっているもの、影響を与える可能性の高いものについて、契山館で活動する高級霊魂が調査し、地上の師を通して、わかりやすい言葉で伝えて頂くというシステムです。
再生、過去世、カルマ、というテーマはとても難解ですが、契山館が公開している内容は、世間一般に知られている情報とはかなり違います。(アマゾンの契山館書籍一覧へ)
過去世調査によって知る事ができるのは、「秘められた心情」といったもののようです。たとえば、
過去世で、ひどい争いを体験した場合、魂に刻まれた深い感情・心情、それは恐怖や無念であったり、恨み、後悔、嘆きであったりするのですが、その中でも特に強いものは、まるで魂のDNAのようになって、そのまま他界します。
他界した魂はこの世に生きていた時の個性のままなのですが、その個性が気づかないような小さな魂の一部分が、新たに地上に生まれる肉体の魂となって誕生するそうです。新しい魂は、まっさらの状態ともいえるのですが、そのDNAは、過去に生きていた個性のものです。
肉体の親子が共有するDNAに例えるとわかりやすいかもしれません。
もし、生まれてすぐに親子が何等かの理由で離ればなれになり、一生出会うこともないとしたら、その子供は、生みの親の影響よりも、育っている環境からの影響を強く受けるでしょう。けれども、DNAは生みの親から引き継いだものなので、DNAが原因とされることに関しては、育つ環境や体験に関わらず、影響を受けます。遺伝と言われるものです。
過去世からの遺伝というのは霊的なものなので、外見や体質といった肉体の遺伝とは違います。過去世の影響が目に見える現象となるのは、その引き金となる舞台設定が整う場合です。それは突発的な状況かもしれないし、じわじわと現れてくるものかもしれません。
たとえば誰かと喧嘩しそうになった時、大した喧嘩ではないのに、過去世・受け継いだ霊的DNAに、争って命を落としたという恐怖の経験があった場合、その人は、過剰に反応して、大事件に発展してしまう、そういうたぐいのものです。
霊的なDNAには、いいものも悪いものも当然あるのでしょうが、今の時代、悪い影響のほうが現れやすいようです。引き金となる環境が整いやすいからです。
過去世調査から学べることは、まず知ることです。今生きている人生のどこかで、引き金が引かれる可能性の高い心情を知ることで、人生をもっと広い視野で見ることができます。理解することで対処できることがあります。
けれどもそれは過去世からのDNAの影響を消すことにはなりません。できることなら、過去世からのネガティブなDNAの影響は現れないほうがいいに決まっています。それを体験する前に、対処しておくほうがいいに決まっています。
その為に、契山館の霊的修行者が日々行っているのが、「神伝禊法」と呼ばれる霊的トレーニングなのです。
過去世から引き継いだ霊的DNAの、よくない影響をやわらげ、同時に良い影響が現れるようにする技法です。
契山館の会員(希望者のみ)は、霊的トレーニングの合宿に参加して技法を学び、高級霊魂の指導と協力のもと、日々家庭でのトレーニングを継続しています(トレーニング自体は短時間でできるシンプルな作法です)。
そして過去世調査、自身の霊的状態を診断していただく霊査、場合によっては霊的相談や霊術などの対策を受けながら、今回の人生で、できる限り霊的に成長しようと、それぞれの環境の中で努力しています。
今、そのようなシステムが存在するということが特別なのです。契山館という団体が存在し、地上の師が存在し活動されている、人類の歴史の中の、ほんの数十年という枠の中に生きているということが、どれほど特別なことか、それは言葉で表現しきれるものではありません。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。