念による暴力が支配する世界
下層幽界ともなれば、怖い霊魂がたくさんいるようです。
そして、下に行けば行くほど、残忍な霊魂らが、念の暴力で他の霊魂らを支配する世界となっていくようです。
そういうかなり下の世界で、怖い霊魂に目を付けられたら最後、配下に入れられ、奴隷のようにこき使われてしまいます。
逃げようものなら、集団リンチが待っており、死ぬに死ねない痛み・苦しみを味わう事になります。
運良く逃げ出せたとしても、その後、見つからないようにと、恐怖に震えながら暮らさねばなりません。
そのため、こういう環境から抜け出そうと、おびただしい数の霊魂が地上に逃げて来ているそうです。
暴力で支配する側も、ボス同士の対立が激しく、集団での抗争も勃発するようです。
念同士の戦いは、頭数がたくさんいた方が有利ですので、部下は、新入りの霊魂をボスの元に連れて行ったりするようです。
幽体の身体は念で形を変えられますので、下層幽界の霊魂といえども、必ずしも見た目まで汚れているとは限りません。
立派な姿で新入りの霊魂を騙し、ボスの元に連れて行く霊魂もいるようです。
下の世界と一口に言っても、その中でさらにいろいろなレベルがあり、人間関係ならぬ霊魂関係も様々なようです。最下層幽界という、いわゆる地獄のような世界は、さらにまた下の方ですから、一体、どういう世界なのか、その残酷さは想像すらできませんね。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。
もっと知りたい方は、以下の動画をご覧下さい。