攻撃的な念が飛び交う世界と、そうでない世界
あの世のコミュニケーションの手段は、「想念」です。
空気がありませんので、地上のような「音」で会話する事はなく、テレパシーの如く、思った事がストレートに伝わるようです。
そうすると、嘘やお世辞は通用せず、本音が伝わってしまいます。
ちょっと想像してみて下さい。
自分の嫌いな人と、偶然、どこかで顔を合わせたとします。
お互い目が合った場合、地上であれば、本心を隠して、社交辞令的な言葉を交わして終わります。
でも、あの世では、思った事が筒抜けですから、そうはいきません。
嫌悪感や侮蔑の感情なども、全て相手に伝わってしまいます。
その結果、相手もムッとしますし、怒りの感情が沸いて、強い念を出して来るかもしれません。
そうなると、修羅場となる可能性があります。
幽質界でも下層の方は、そうした剥き出しの念が飛び交い、喧噪が絶えないようです。
一方、中間層でも平和的なところでは、先輩から念をコントロールするように指導を受け、うまく喧嘩を避けて暮らしているようです。
さらにもっと上の方の階層になると、霊魂達は霊的に成長していますので、そもそも、そういった攻撃的な念が出ないそうです。
他界したら、まずは下の世界に行かないようにしたいものですね。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。