うちのネコは太っている・・・からの~
目次
実は飼い主も太っている
と
手のひらに乗るくらいの生後7週間で引き取った2匹は、今や抱き上げるのに気合が必要な重さとなりました。
もちろん原因は、甘やかしておやつをあげすぎた飼い主にあります。
それもそのはず、実は飼い主も、おやつを食べすぎているのです。
メタボとか新陳代謝率に関する新たな発見
今朝のニュースで聞いたところによると、人の新陳代謝率と年齢は、思ったほどに関連していないようです。
29ヶ国6,400人(生後8日から95歳まで)を対象に、40年もの間、観察・検証を続けてきた結果によると、
代謝率は、生後1年でピーク、そこから20歳になるまでの間、年に約3%ずつ低下を続け、その後、20-60歳の40年間ほどは、ほぼ変わらないということが判明したそうです。60歳を過ぎたころから、再び低下が始まるのですが、それも年に1%に満たない下降率だそうです。
今までは、
成長期に活発な新陳代謝が、成人してからは、どんどん低下していって、中年になる頃には相当低くなっていると思われていました。だから、中年太りだとかメタボだとかいう現象が目立ってくる、と言われていたんですね。
(参照:サイエンス・2021年8月13日 Vol.373, Issue 6556, pp.808-812)
新陳代謝のせいにはできない太り気味現象
「年のせいかなぁ・・食べる量変わってないのに太っちゃうんだよねぇ・・」
「ウエストとか、なっかなか落ちなくなったよねぇ・・」
こういう現象を、新陳代謝率低下のせいだけにはできなくなる、ということですね。
以前、ダイエットを模索中の私に知人がこう言いました、
「要するに、食べたカロリーから消費したカロリーを引いて、あまりが出た分太るんだから、どっちかを増やすか減らすかすればいいんだよ。」と。
つまり、
シンプルにいうと、
A「カロリーの取りすぎ」か、B「消費の不足」
A「食べ過ぎ」か、B「運動不足」 ということですか・・。
霊魂学徒はそれほど肉体に拘らないのかもしれませんが
太っても痩せてもいいじゃない!
肉体のはかなさや弱さを知り、魂が肉体を超えてずっと生き続けることを知り、
霊魂学徒は、肉体に対するこだわりを、それほど持たなくなるのではないかと思われるかもしれません。
食、寝、働、疲、病、老、・・・
そんな肉体に比べて、霊的身体である幽体は、どれほど自由で不死身で快適だろうか、
その幽体を丈夫にして、成長させることのほうが、肉体の健康に気を取られるより、ずっと大切、と考えるからです。
でも実際、肉体を持って生きている間は、元気でいられるに越したことはありません。
何をするにも、元気でないと、大変だからです。
元気がないと、思うように行動できなかったりするからです。
霊魂学を学んだり、霊的トレーニングを実習したり、霊魂学について記事を書いたり、そういうことすべて、元気でないと、なかなかうまくできないのです。
地上に生きて、やりたいことがある間は、肉体は元気であってほしいというのが正直なところです。
長生きしたい理由・1霊魂学徒の場合
かといって、(もちろん個人の考えですが)長生き自体が目標ではありません。
地上に生きる目的は、霊的成長のみ。
霊的成長を遂げたなら、若くして他界することになっても大成功な人生。
霊的成長を遂げられないなら、どれだけ長生きしても意味がない。
(過激な表現で気を悪くされたらごめんなさい。)
それほどに、人間の霊的成長(幽体の修復、調整、成長)は人生の最重要ポイントなのです。
そんなこと書いていても、いざ、重病にかかったり、死を目前にしたら、動揺して、取り乱すだろうと思います。
痛い思いや苦しい思いはしたくありません。
でも、肉体の消滅の向こうに、霊的人生が続いている、そのことを確信できるって何と幸せなことでしょう。
死と向き合う怖さや心配はあるけれど、その先については、何の不安もありません。
信じない人には、楽観的で安直な夢物語。
そして、確信する人にとっては、とてつもない安堵なのです。
短命でも長寿でも
病弱でも健康でも
凡人でも成功者でも
不幸でも幸福でも
幽体を知り、幽体を鍛え、霊的に成長したものこそが、価値のある人生を生きたといえるのです。
肉体を大切にしつつも、拘り過ぎず、できれば幽体最優先の生き方をしたいものです。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。