英語で「霊能力者」って?

今回のテーマは「霊能力者」

ドーン
ねぇ、ねぇ、さんばさん、
英語で、「霊能力者」って何て言うの?
霊能力者は “psychic・サイキック” が一般的だと思います。サイキックの語源はギリシャ語で「魂の~」という意味だそうで、英語での意味は、「五感で察知できない情報を得る能力を持っているとする人のこと」。

「持っている人」ではなく、「持っているとする人」になっているところが科学で証明されていないことをほのめかしている感じがしますね。

五感以外からくる能力なので、するどい勘とか予知能力などもこの部類に入るようですが、世間でサイキックといえば霊魂に関連したものという印象が強いと思います。

さんば
ドーン
じゃあ、「霊媒」は?

「霊能力者」と「霊媒」は、一緒くたにされがちだけど、両者は違うよね。「霊能力者」は自分の意思で霊魂を見たり、追い払ったりするけど、「霊媒」は、自分の意思ではなく、霊魂の思いを伝えるという役割のようだね。

霊媒は、昔で言えば「卑弥呼」のような存在かな。

私も両者はまったく別だと思います。英語で霊媒は “medium” と呼ばれます。サイズSMLのMと同じ単語です。「中間」「媒体」「取り次ぐもの」といった意味があります。

「Medium」という言葉を「霊媒」という名詞として使うことが少ないこともあり、文脈で察する必要があります。「霊媒」としての「medium」は、「霊魂と人間の間に入って情報を取り次ぐ人」という意味なので、たとえば、サイキックだけど霊媒じゃない、霊媒だけどサイキックじゃない、ということもあり得るようです。

さんば
わかった!黒猫
黒猫くん
Himikoは「邪馬台国のシャーマンクイーンって言われてて、神様の言葉を聞いて、国を平和に治めたんだって。神様とお話した霊媒だからすごい人だにゃ~。
ドーン
シャーマンクイーンか、かっこいい!

でも、卑弥呼って、実は個人の女性というよりも「官名」だったようだよ。「右大臣」みたいにね。審神者(サニワ)と二人で一組だったみたい。

神様って言うのは、「幽質界」にいる「高級霊魂」の事かな? 人間にとっては、神様みたいなもんだよね。

「神質界」の「神霊」に通じていた事は、まずないと思うけど、その下の「霊質界」の「高貴な霊魂方」に通じていたら、すごいね。

「霊魂学や霊的なことを英語で表現するとどうなるの?」という疑問を取り上げ、考えていくコーナーです。内容はすべて筆者の理解と判断によるものです。契山館が公認・公表しているものではありません。
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