あの世の下と上の階層では、自由はありません
人間は単なる物質ではなく、 霊的な 生命体 です。
ですから、死んで肉体がなくなっても、今度は幽体(幽質の身体)で 生き続けるだけで、存在そのものが消滅するわけではありません。
さて、「他界した後は皆、あの世で自由を謳歌している。」と言いたいところですが、階層によって、違うようです。
下層幽界は、 念の力の強い者が弱い者を支配する世界ですから、弱い者は強い者の命令に背くことはできません。
背いたりしたら、壮絶なリンチが待っています。
ここでは自由はありません。
下ではないが 上でもないという階層では、他の霊魂に迷惑をかけなければ、何をしようと自由であり、誰かの命令に服すという事もありません。
その代わり、生きがいというものが見い出せず、悩み苦しむ霊魂も多いようです。
では、もっと上の階層はどうでしょうか?
美しい世界で、思い切り自由を楽しんでいるでしょうか?
いいえ、逆に自由は無いそうです。
進歩した霊魂達は、「神霊や高貴な霊魂達のために働きたい、その為には自分の自由などは要らない」 という思いになるようなのです。
そして、自ら自由を放棄して、高級霊魂の命令に服し、地上の人間や、下の方の世界に入って苦しんでいる霊魂を救うため、いろいろな活動を行っているそうです。
それが、上の世界での霊魂達の生きがいにもなっているそうです。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。