あの世の景色は有って無いようなもの
他界すると、私達は、自分の幽体の質に合う幽気のある場所に行きます。
死後の世界は、幽体のレベルに応じて、たくさんの階層があるようです。
しかし、「この階層の世界ではこういう景色」というように、固定化された景色はないようです。死後の世界は幽質の世界であり、霊魂が強く思えば変化し、どのような景色にもなるからです。
どの程度変えられるのかは、霊魂の力次第であり、新米の霊魂では出来る事は限られても、ベテラン霊魂になれば、上手になっているようです。
ある霊魂が作った森が、別の霊魂によってビルに変えられるかもしれません。ですから、あの世で地図を作っても、無意味なようです。
また、幽体のレベルに応じた階層に分かれているとはいえ、そこに境があるわけではありません。
霊魂は、自分の幽体に適合する環境に自然と移動し、適さない環境には行けないという意味で、住む世界が分かれているものです。何かそこに、次元の壁のようなものが存在しているという理由で、行き来出来ないのではありません。
幽体の性質が高い霊魂が住む世界を、上の世界とか、「上級幽界」、「上層幽界」、性質が低い霊魂が住む世界を、下の世界とか、「下層幽界」、「最下層幽界」等と表現するのも、説明の便宜上のものであり、物理的な意味での上下ではありません。
幽質の世界は、この世の地理の概念では捉えられないようです。
地上で生きている私達は、なかなかイメージしづらいですね。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。