楽天家のほうが健康で長生きするという最新研究発表
米国老年医学学会のジャーナルに掲載された研究発表 (6/8/22) について、ニュースで聞いたものです。
(参考としてジャーナルへのリンク(英語)を貼りますが、私は読んでいません)
こういった研究は過去にもされてきましたが、今回、最新のデータによる新たな発見があったということで話題になっているようです。
研究メンバーのトップに掲げられているのは、ハーバード大学で研究員として務めている日本人女性・古賀林観 (Hayami Koga)さん。
対象は、様々な人種と経歴の女性、約16万人。
検索すればいろんな記事が出てくるので詳しいことは省略しますが、主な点は:
- 楽天的思考の人は、そうでない人より長生きする傾向がある
- 楽天家と長寿の関係性において、食事、運動、肥満度、喫煙、飲酒などが影響したケースは4分の1以下である
- 楽天家の定義は様々だが、あらゆる人種および民族において、楽天家のほうが長生きする傾向があると考えられる
ここで言われている「楽天家」というのは、何があってものんきで気楽というイメージがある「のーてんき」とは違って、問題が起こったとき、責めるのではなく、その問題を、一時的、あるいはポジティブなものと受け止め、自分が舵を取り、解決策を見出せると信じることができる性質、だそうです。(CNNの記事)
楽天家の素質は遺伝によるものではなく、後天的に学ぶことができる性質だそうで、そのための訓練方法もたくさん発表されています。
世の中の人々が楽天家になって、問題をポジティブに受け止め、対策を練り、助け合って解決していくことで、社会はより平和で幸福になっていく、しかも長生き!
そうですよね。
肉体において、健康、長寿、満足感、幸福感・・・といったものは、生きる目的、生き甲斐だと思います。そのために、科学も医学も最先端技術も、日々努力を続けています。
そういうことに対して、批判的なこと、否定的なこと、水を差すようなこと、を言うつもりはありません。私だって、ひとり残らずみんなが安全で平和で笑って暮らせる世界であることを望んでいます。
ですが、ひとつ、いちばん重大な要素が抜け落ちています。それはもちろん、人間が霊的生命体であるという事実です。
それが前提でないと、あらゆることは、夢幻泡沫、はかない夢なのです。
もし人々が、自身を霊的存在だと知り、他界後には霊的現実が待っているということを本気で認めて準備するなら、今、世の中にあるすべてのことが変わります。途方もないプロセスですが、確実に変わります。そしてそれは、ひとりひとりの気持ちの中で始まるしかありません。
霊魂学を知り、他界後の幸福のために準備を始めてください。地上で何が起きようと、どんな苦難が降りかかろうと、それは、束の間の夢幻のようなものです。
目に見えない、もっともっと大切な現実があることを、霊魂学は伝えています。
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。