【霊魂学・翻訳チャレンジ】水波霊魂学によるコメント14・犯罪の加害者

英語で霊魂学

契山館HP・霊魂学最前線・水波霊魂学によるコメント14・犯罪の加害者 を英訳してみたいと思います。

犯罪者というレッテルを貼られた人は、国の法律や司法によって裁かれるだけでなく、人が発する目には見えない「念」による傷を負い続けます。ですが「念」の恐ろしいところは、それが自分の家族や大切な人に命中することもあるということなんですね。

今回も、まず原文を読んで大意をつかんでから英訳文を読んでメッセージが伝わるかどうかを検証していきたいと思います。翻訳ツールは「Yarakuzen」です。第一ラウンドの修正を加えた後の訳文です。注意が必要な部分は赤文字にしてあります。


「Criminal Perpetrator」

Crime occurs in this world. And the victim resents the perpetrator.

According to the law, if you are arrested for a serious crime, you will be put in jail.

In reality, it doesn’t end there.

After finishing the sentence and coming out of prison, he or she will return to society.

However, it seems quite difficult because most workplaces won’t welcome them with open arms.

Even if he or she can get a good job, the resentment of the victim will not disappear.

Victims may continue to shoot resentful “nen“.

怒りの念

In such cases, those “nen” will hurt the perpetrator’s yūtai so badly that it will be shattered.

Some people may think that it can’t be helped because they are the perpetrators.

But that’s not the only problem.

If you keep shooting “nen” for a long time, that “nen” will eventually catch the eye of the spirit that came from the world below.

Such spirit will wonder if some tricks can be played on humans using the “nen”.

As a result, it will strike someone who has nothing to do with the crime.

It may be the victim’s family.

If the victim shoots “nen” in the room, the “nen” may hit his or her family even if there is no spirit present.

Or, if spirit finds a “nen”, it will carry it to another house.

Apart from the circumstances of the physical world, if we look only at the spiritual aspect, we must also consider that “nen” makes people unhappy.


今回特に気になった点はふたつです:

  1. 日本語で省略されている主語を訳文に反映するときの注意
  2. 「念を飛ばす」の訳

1.について

主語の問題は以前の検証にも出てきました。日本語は主語を省略することが多々あります。今回の原文も例外ではありません。英語ではほとんどの場合に主語を省略しないので、翻訳ツールは何らかの「主語」をくっつけてきます。それが適当かどうか、正確かどうかに注目する必要があります

最近は、性別が明らかでない文章の表現が、「Politically correct」であるかどうかを問われるようになりました。表現が政治的に正しいかどうかという問題です。

ですから、He なのか She なのか明確でない場合には、「He or she」「His or her」という風に書かれることもよくあります。性別を特定する単語そのものを避ける目的で、主語に「They」「their」や、「One」を使う方針を取っている団体も増えているようです。

主語を省略するのが当たり前の日本語からすれば、随分と面倒なことなのですが、しかたがありません。

対策として、「He or she」を避けたい場合は、意味を保ったまま文体を変えて、主語を人でないものに置き換えるか、「They」に置き換えられるのならそうするということかと思います。

2.について

「念」について、どの訳語が最適かという課題です。

念を出す、念を飛ばすという動作・現象を想像したときに、鋭く飛んでいくというイメージが強いかと思います。鋭く飛んで、幽体を傷つけてしまうのは、霊的に悪い・低い念だけです。愛や優しい思いから出る念には、そこまでの勢いがないようなので対象外とします。

今回試したのは、

  • Shoot nen
  • Emit nen

のふたつです。「Shoot」は、銃や槍で撃つと同様ですが、ボールを投げたり、メールを送るなどにも使われます。

「Emit」はどちらかというと、光や気体など形のないものを発する時、あるいは、雰囲気を醸し出すといった時にも使われます。

幽体を傷つけるような「念」の場合は、その鋭さから、「shoot」のほうが適当かと思いますが、いかがでしょう。

以上、今回は、水波霊魂学によるコメント14「犯罪の加害者」の英訳にチャレンジしてみました。

種をまいて花が咲く 注)このページ、及び「英語で霊魂学」のコーナーは、当サイトの投稿者である「さんば」が、水波霊魂学で学んだことをもとに、個人の解釈と理解の範囲内で書き進めています。「契山館」の公式な見解ではありません。

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