「HSS型HSP」という性質は珍しいものではないらしい
テレビで誰かが、「私はHSP、しかもHSS型だから大変なんです・・。」と話しているのを聞きました。
HSPというのは、Highly Sensitive Personの略で、感受性が強く、感じやすい、敏感な性質の人という意味。
エレイン・アーロン(米)という臨床深層心理学博士が、1991年から続けていた研究について発表したことが、現代の社会現象にマッチして一般に広まったのだろうと思われます。
博士によると、HSPは先天的なもので、5人に1人ほどの割合で存在し、障害ではないのだけれど、人々の理解が足らないために、悩んだり傷ついたりすることが多いとのこと。
生物学者の研究によれば、人間だけでなく、昆虫、鳥、犬やネコ、馬、猿など100種以上の生物の中でも、こういった傾向がみられるそうです。
(参照元:https://hsperson.com/)
一方で、HSSというのは、High Sensation Seekingの略で、好奇心旺盛で刺激を求める外交的な性質。
HSPは、一般に恥ずかしがり屋で、静かな落ち着いた環境を好むと思われているのに対し、HSPのHSS型と言われるタイプは、外交的で好奇心旺盛なんだけれども、実は、非常に感受性が強く、空気を読みすぎ、傷つきやすい性質なんだと言われているようです。
アーロン博士は、そもそも「恥ずかしがり」という性質は先天的なものではなく、HSPの性質でもない、実際に、HSPの約3割は、外交的であると述べています。
HSPと言われる性質は、国や文化によって受け取られ方が様々で、理解度や許容度の低い環境の中では、「みんなと違う、異常なこと」だと思われ、人間関係に更に支障をきたしてしまうことがあるそうです。
人に対する許容度の低下、これはHSPに限らず、いじめとかネット上の誹謗中傷など、理由や原因はどうあれ、自分と違うものを受け入れられない風潮というか、現代病なのではないかと感じることがあります。
そして基本的に、すべての現象や問題には人間の霊的身体である「幽体」の質が関わっているのだと思っています。
脳の仕組みとして解明できる範囲のことと、科学では解決できない霊的な要素が絡まって、更に複雑怪奇な現象が起こってしまっているとも言えるようです。
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(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。