近所の海辺で暮らす猫族
ホノルル市があるハワイ州オアフ島の面積は、1500平方キロ強。
これは、東京23区の約2.6倍、大阪府より小さくて、京都府や佐渡ヶ島の約2倍だそうです。
車を走らせると、どっちに向かってもすぐ海・・という感じ。
家からは、一直線に走ると2-3分で海にあたるのですが、
そこは、観光地ではなく、ハーバーでもなく、人気のない岩だらけの海岸。
あまり人が来ないわりには、海沿いが綺麗に遊歩道になっていて、
駐車場もちゃんとあります。
海際は、ずっと岩が積んであり、なんと、その岩場に、猫の一族が永住しているのです。
この日は、ロン毛の可愛い猫が岩盤浴していました。
そばに寄ってもまったく動かず、(といってもおそらく触らせてはくれない)レンズを向けると目を合わせてくれました。
人が入って行きにくい岩場のあちこちに、安全で居心地のいい寝床を確保していて、
カニや魚などを食べながら、しっかりと生活しているのでしょうか。
人に飼われているペットは別としても、動物たちはきっと、できれば人間なんていなくなってほしい・・と感じているんじゃないだろうか。
悪気があってもなくても、故意であってもなくても、人間の存在は、動物たちの益にはなっていないかもしれない、そんなことを思っていました。
人や動物や植物が、本当の意味で共存できる日がいつか訪れることを願っています。