人は、死後に地上に戻ると「幽霊」と言われます。
人間は、肉体の中に、死後に使う霊的身体である「幽体」を有しています。
そして、他界して肉体を脱ぎ捨てれば、幽体だけの存在になりますから、地上の人間からすれば、「幽霊」という事になります。
幽霊を題材にした映画や物語はたくさんあり、遊園地のお化け屋敷や、夏の怪談話の講演も人気があるようです。
幽霊の描かれ方、捉えられ方は、だいたい「怖いもの」「おどろおどろしいもの」「気味の悪いもの」という感じです。
地上の人間とは全く別物の、まさに化け物といった扱いです。
人々は、このような化け物を見る疑似体験をして、恐怖感を楽しむために、映画を鑑賞やお化け屋敷を訪れるのでしょう。
その心理は、心霊スポットを訪れる人も同じだと思います。
でも、幽霊も元々は地上の人間です。
それが、他界して地上に戻れば、「幽霊」と言われ、気味悪がられるわけですから、幽霊からすれば、怖がる人間を、逆にからかってやりたいと思っても、不思議ではありません。
幽霊も、心霊スポットを楽しんでいるかもしれませんね。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。