霊的原因で大災害も起こり得る?
旧約聖書には、ノアの箱船の話が載っています。
世の中に不道徳がはびこった時、ノアという人物が、神の啓示を受けて大きな箱船を造り、大洪水の際にはこれに乗って、命が救われたという話です。
こういった洪水伝説は、ノアの箱船だけでなく世界中にあるようですから、過去に地球で大洪水があり、人類が多大な被害を受けた事は、事実だったのではないかと思われます。
最近は、地球上のあちらこちらで大規模な災害が起こっていますが、それでも、例えば、生物の大部分が死滅してしまうといった規模の災害は、「まさか、そんな事は、自分が生きている間には起こるまい。」と思ってしまいます。
しかし、地球の歴史に比べ、現生人類が現れてからの歴史は、ほんの僅かです。巨大隕石が地球に落ちて、恐竜が滅んだように、人類に何が起こっても不思議ではありません。
いわゆる四大文明の前、太平洋にはムー文明があり、大西洋にはアトランティス大陸があったところ、それぞれ、一夜にして海に沈んでしまったという伝説がありますが、地球全体の歴史を考えると、本当にあった話だとしてもおかしくないと思われます。
沈んだ原因も、物理的な原因だけとは限りません。地上の空気は、霊的な質量を持つ幽気と重なっていますから、幽質の世界の事情によって、物質の世界が影響を受けないとは言い切れません。
あまりにも幽気が穢れてしまった場合、物理的にも負のエネルギーとなって、もともとの地質的な要因に拍車をかけるといったような、悪い方向に動く事は考えられないでしょうか?
災害は神仏とは無関係であり、神仏の意思によって起こるものではありません。
でも、私達が悪い幽気を引きつけることによって、どんどん地球の霊的環境が悪化し、その結果として災害も起こり得るとしたら、物理的な要因のみに目を向けてはいられないですね。
人々が神仏を信じなくなってから、地上に高級霊魂が近寄りにくくなり、邪霊等が撒き散らす穢れた幽気が蔓延しています。
人間は、霊的世界の事をもっと真剣に考えても良いのではないでしょうか?
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。