脅しか警告か?
人々に不都合な真実が発信されると、これに対し「脅している。」とか、「いたずらに恐怖をあおってる。」等と抗議する人がいるようです。
でも、天気予報で大型台風発生の情報を聞いて、文句を言う人はいないでしょうし、「上陸した場合には多大な被害が予想される。」と聞いても、これを「脅し」と取る人はいないですよね。
それは、このようなアナウンスが、人を怖がらせて楽しんだり、何かの要求手段とするための「脅し」ではなく、被害拡大を防ぐために発せられた、科学的根拠に基づく「警告」だからです。
自分を守るためには、「脅し」か「警告」かを見極めた上、真摯な警告については耳を傾ける事が重要ですよね。
とはいえ、実際の見極めは大変です。
世の中には詐欺師のような人も沢山いますから、「騙されないぞ。」と構えるのも、しばし当然です。
特に霊的な事柄については、科学で立証できないだけに、一層、警戒心が生じると思います。
「霊的な環境は悪くなるばかりで、他界後は低い世界に行きやすい。」なんて聞いたら、信じないばかりか、「脅し」と捉える人もいるかもしれません。
一方、愛や平和を説き、善人は救われる等といった教えだったらどうでしょうか?
積極的に受け入れられるかどうかはともかく、少なくとも否定はされないのではないでしょうか?
人々の願いを具現化したような教えは、警告とは逆に耳に心地良いですし、これを信じたとしても、特に不利益は感じないからです。
でも、真実はどうでしょうか?
自分は善人だから天国に行くと思い込んでいたところ、他界後、そうでない世界にいる自分に気づいたら、蒼然としますよね。
自分に都合の良い甘い幻想を抱いたままでいると、不幸な結果が待っているかもしれません。
不都合な霊的真実についても、耳を傾けていただけたらと思います。もちろん、信じるか信じないかは皆様の自由です。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。
本当か嘘か、本物か偽物か、霊的なことを正しく知りたい方におすすめです