「気」は信じるが、「幽気」は信じない?
先日、テレビを見ていたら、通販番組で空気清浄機を取り扱っていました。
家の外にはさまざまな有害物質が浮遊していますから、健康のために、せめて家の中では、こういった有害物質等を除去して、奇麗な空間にしておきたいものですね。
でも、人間の幽質の体(幽体)の健康はどうでしょうか?
幽体は肉体と重なっています。そして、空気と重なっている幽質の気(幽気)を吸っています。
室内の幽気が汚かったら、幽体の健康はどうなるのでしょうか?
もっとも、霊魂や死後の世界を信じない人は、そもそも、幽体や幽気の話をしても信じないと思われます。
でも、私が不思議に思うのは、人々が結構、鬼門等の家相を気にしているという事実です。
また、風水で気の流れを良くして、環境を整えられると信じている人もいるようですから、ますます不思議です。
例えば、風水では、悪い気がたまりやすい場所には生花を飾るとか、金運を良くするために、黄色い物を部屋に置いたりするようです。
ここで言う「気」は空気ではないはずですから、科学では立証できない「気」を問題にしていると思われます。
そういう「気」は信じるのに、霊魂学で言う「幽気」については全く信じないというのは、どうしてなのでしょう?
霊的な事には興味はないが、強運は呼び寄せたいという事なんでしょうか?
家相でも風水でも、期待するのは、この世での生活の安定や豊かさですから、御利益を求めて神社にお参りに行くのと同じ心理なのかもしれませんね。
現在は、あの世の下の世界から来た霊魂であふれかえっているようです。
そのような霊魂達が室内に入り込み、汚い幽気を撒き散らしています。
地上での生活は数十年で終わりますが、汚い幽気を吸い込んであの世に行く事になりますから、幽気の清浄化は、空気の清浄化よりも大事かもしれませんね。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。