人間の生き方は自由―神は戒律を定めない
人間の生き方は自由です。
人間が自由意思を行使するについては、神様は干渉できないようです。
従って、自由意思を行使した結果についても、人間の責任となります。
もちろん、この世ので各人が欲望のままに生きたら、弱い人達は悲惨な状況となりますし、社会も成り立ちませんから、自由意思の行使は自ずと制約されます。
それ故、かつては、宗教が神の名によって行動を戒めていた時代もありました。
今では、どの国も法律が一定の行動を禁止しています(*政教一致の国もあるようです)。
倫理・道徳が説く人間のあり方も、人間関係が殺伐としないための、人間の知恵です。
このように、神様ご自身が、日常生活における戒律を定めたり、人間の生き方を指導されたわけではないので、これを守りさえすれば天国に行けるわけではないようです。
もっとも、何を信仰するかはその人の自由ですし、何はともあれ、信仰心自体は尊いものだと思います。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。
人が霊的生命体であることを知らずに、本当の幸福はあり得ない?