「自分のことを褒めてくれる人はいい人だって思うもの」
テレビドラマの中で聞いたセリフです。
褒められていやな気がする人は少ないでしょうし、「褒められて伸びる」タイプが多いこともよく聞きます。
褒める理由や動機・目的が様々であるのも事実でしょう。
ここで気になったのは、そういうことではなくて、褒められた人が、「褒めてくれた人のことをいい人だと思いがち」というところです。
褒めてくれる人のことを疑ってかかるのはどうかと思いますが、褒めてくれた人=いい人 と思いがちなのは、人間の危ない性質かもしれないなと、少し気になったのでした。
さて、話は変わり、スケールが大きくなりますが、霊的現実が語られるとき、今の人類は、とてもじゃないけど褒められたものではありません(これは私個人の印象です)。
霊魂学の発信元でもある高級霊魂方からは、「ごまかし」たり、「いい加減」だったり、「喜ばせ」たり、といった人間社会にありがちな、気を使うというか社交辞令というか、そういったものは感じられません。(これも私個人の印象です)。
高級霊魂という存在そのものが100%真実でできているので、発信される内容がどのようなものであっても、それは100%真実からの表現である、という感じでしょうか。
地上の師が、霊的存在からのメッセージを私たちにわかりやすい言葉で表現されるとき、もしかしたらそれは、とても柔らかい言葉にされているのかもしれないと思うことがあります。
そして、高級霊魂方は、今の人類を良しとされていない、そう感じるのです。
でも、だからこそ目をそらさず、しっかりと現実を見る必要があるのだと思います。本当のことを知りたい、そう願うのです。
「真実を求めて」 本日のおすすめ霊魂学書籍
(注)この記事は、水波霊魂学で学んだことをもとに、私(さんば)の理解の範囲内で作成したものであり、契山館の公式見解を掲載したものではありません。