悪人の死後
「幽質界」のどの階層に行くのかは、「幽体」の状態によります。
これが幽質界での「法則」であり、この世の善・悪の観念や倫理・道徳観は、基準になりません。
それ故、この世で悪人と呼ばれていた人でも、幽体が健全で、オーラが出ていれば、低い世界には行かないようです。
とは言え、私達の基本的な倫理・道徳観から逸脱している人は、往々にして下の世界に行くようです。
例えば、強盗、詐欺、恐喝等を繰り返し、労せずして人から金品を奪ってきた人達や、人身売買や臓器売買等で、人の命を犠牲にして儲けてきた人達が、上の世界に行くとは思えません。
犠牲者らの怒りや恨みの念を受けて、幽体はボロボロになっており、とてもオーラが出るどころではないし、邪霊や未発達な霊魂達が放つ汚れた幽気を吸収し、幽体内も汚れていると考えられるからです。
これでは、幽体が健全であるはずがありません。
ですから、法則に従い、下の低い世界に行く可能性が極めて高いと思われます。
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。