生命の起源―命の誕生の不思議
生まれて、活動して、死んでいく「生物」という存在は、単なる物質である石等とは全然違う存在であることは、明らかです。
ある日突然、石が生物になって、自分で代謝しながら時を過ごし、最後は生命を終えるなんて事は、考えられません。
そうすると、地球上には最初は無機物しかなかったところ、どういう原因があって、生命に変化したのだろうか?という疑問がわいてきます。
一度生物が生まれてからは、それが徐々に進化していき、現在の生命体系になった事は、何となく分かります。
でも、「生きて死ぬ」という存在が生まれた瞬間から、それまでとは全く異質のものが存在する事になったわけですから、その瞬間において何があったのか、どういう力が働いたのか、不思議でなりません。
極端に言えば、石がどうしたら生命になるのだろう?というような不思議さです。
生命の起源については、現代科学をもってしても、なお解明できていないようです。
それは、「人は死んでも魂は残るのか」という疑問と共通しているように思います。
生物は死ねば無になるというのであれば、生物の発生段階でも、無から命が生まれたと考えないとおかしいと思うのは、私だけでしょうか?
私は、ある時、霊的世界から霊的生命体が地上にやって来て、物質に宿るようになったものであり、その時から「生きる」という存在が生じたものと考えます。
それ故、地上での生命が尽きても、霊的世界に帰るだけであり、霊的生命体としての存在は続くと考えています。
みなさんはどう思いますか?
(注)この記事は、私(ドーン)の理解の範囲内で書いており、契山館の公式見解を掲載したものではありません。